株式会社サイエンスは人間と自然の良好な共存のあり方を考え、総合的な環境コンサルティングを行う企業です。

特定物質

アスベスト測定

アスベストは顕微鏡およびX線回折分析装置を用いて分析します。
 サイエンスでは、建材および吹き付け材中のアスベスト分析、建築物解体に伴うアスベスト測定を行っております。
アスベスト分析および調査は、サイエンスまでお気軽にお問い合わせください。

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アスベストとは?

 アスベストは天然に産出する鉱物繊維のことであり、クリソタイル・アンソフィライト・アモサイト・トレモライト・アクチノライトおよびクロシドライトをいいます。
 アンソフィライト・トレモライト・アクチノライトについてはまれにしか産出されず、他の石綿鉱床に不純物として含まれることがありますが、石綿原料として国内の産業界では使用されていません。
 そのため通常はクリソタイル・アモサイトおよびクロシドライトの分析を行いますが、不純物としてアンソフィライト・トレモライト・アクチノライトが含まれる場合があり、6項目で分析を行うことがあります。

 アスベストは紡織繊維製・耐熱性・抗張力・耐薬品性・絶縁性・耐摩耗性・防音性等に優れ、多数の石綿製品として市場に流通していました。アスベストによるじん肺等の問題は以前から問題とされてきましたが、発症まで時間がかかることが、今日の問題を大きくしてしまった要因と考えられます。

ダイオキシン類分析

 サイエンスでは、環境大気・作業環境・排ガス・環境水・排水・底質・土壌・飛灰・焼却灰・汚泥・動植物等のダイオキシン類分析の試料採取を行っております。
 採取した試料は、提携先にて分析を行います。

ダイオキシン類の法的規制 はこちら >>資料(PDF)

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放射線・放射能測定

 広域に渡って拡散した放射性物質が、食品・飲料水・土壌・大気中等に含まれている危険性が各地で叫ばれ、日々の生活の安全性を脅かしてます。
 当社では放射性物質の測定用に「ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法」(文部科学省マニュアル対応)を可能としたシステムを導入しました。

 分析対象と分析項目、放射能に関わる業務の詳細につきましては、当社までご連絡ください。

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絶縁油中のポリ塩化ビフェニル(PCB)分析

 ポリ塩化ビフェニル(PCB)は昭和47年まで製造されており、その後も昭和49年ごろまでは、すでに製造されていたものが絶縁油等に使用されていました。

 さらに、平成元年までは、使用されていた絶縁油の再生品が使用されていました。
 そのため、昭和49年までに製造されたトランス、コンデンサー等の絶縁油にはポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれており、それ以降も平成元年までのトランス、コンデンサー等に製造または維持管理による絶縁油交換がされたものについては、ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれている恐れがあります。

 昭和49年以前に製造されたトランス、コンデンサー等については、ほぼ確実にポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれているものとして隔離、保管がなされていますが、それ以降、平成元年までに製造されたものについては、メーカーに問い合わせる、もしくは分析を行ってみないと分らないのが現状です。

 低濃度のポリ塩化ビフェニル(PCB)に汚染された絶縁油は数百万台とも言われております。
 トランス、コンデンサー等の履歴を再度調査されるとともに、ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれているかどうかはっきりと判断できないものについては、分析を行うことをお勧めします

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